今日(1月12日)の札幌市営地下鉄 南北線の真駒内駅の風景です。
(まこまない、と読みます。さっぽろ駅からは18分程です。JRは札幌、地下鉄は「さっぽろ」と平仮名になります。)
3つ手前の南平岸からここ終点の真駒内までは高架区間です。
車両が写っていますが、線路付近をご覧下さい。
鉄レールがありません。そうです札幌市営地下鉄はここも含めて全3路線全て国内唯一の
ゴムタイヤ地下鉄なんです。だから走行音が静かで加速がすごいです。
さらに車幅は3mあり、国内では新幹線以外の鉄道車両ではもっとも幅が広いのです。
(JRなどは広くても2980mmくらい)
真駒内は1972年の札幌オリンピックで各種会場が設定された場所で、駅近くにはオリンピックの名残である大規模な真駒内公園もあります。
写真で上部に時計の付いた塔が写っていますが、この塔の下部には五輪のマークと共に、
SAPPORO'72
という文字が刻まれていて、1972年のオリンピックの時に建てられたモニュメントです。
また駅前にある「五輪団地」という団地は、元々は札幌オリンピック選手の宿舎だったのをオリンピック終了後に一般向けに改装したそうです。
この他にも札幌市内には「五輪」とか「オリンピア」とかの名前が付く場所がいくつもあります。
例: 五輪通り、 オリンピア駐車場など
賛否はありますが、2030年予定の札幌オリンピック冬季大会が確定すると、ここ真駒内の公園や施設も改良して使うそうです。
駅周辺は大規模商業施設はありませんが、多くの団地や住宅がひしめき合っています。
なのに5年くらい前には駅すぐ脇の法面(ホームから見える場所)でヒグマが目撃されて大騒ぎになったり、昨年も駅から西に数百mの幹線道路をヒグマが横切って近所の団地内に消えていったとか驚きのニュースもありました。
こういうところはさすが北海道と思ったりします。
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