今23:54で、今日中に書き終わらなそうなので、ここで止めて、「編集」を使います。書き終わるのは、1時ころでしょうか?
水曜日は消費税の講義があったのだが、学校へは行かず、図書館とマックで、ずっと本を読んでいた。大前研一さんの『低欲望社会』(小学館)。
4年前くらいに書かれた本であるが、日本はアベノミクスは失敗して、最悪、ハイパーインフレになるという話。
結果的にはそうはなっていないが、大前さんの分析はたぶん、当たっているんだと思う。日本が、特に若い人が、あまり消費しない、お金を使わないという低欲望社会になってしまい、景気が上向かないということである。将来が不安だから。。
後半は、どうしたらよいかという提案があって、農業、観光、教育など幅広く、具体的な説明があった。また、国の仕組みについても、中央集権型から地方への権限移譲、道州制を提言していた。
さすが研ちゃんと思った。やはり、大前さんの著書は最低限、読んでおこうって改めて思った。
また、私より少し年上のエコノミストが書いた『日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業』中原圭介著、講談社現代新書も読み終えた。
端的に言って、お先真っ暗、ということであった。
人口が減っていくので、社会保障費の負担が増えて、手もとに残る賃金、いわゆる可処分所得は10%以上減る。今年から来年にかけてアメリカ初の景気後退。
AIが仕事の効率化を進めていくが、それで給料が上がるわけでもないし、雇用も増えるわけでない、と。
ま、でも、そういうことであれば、苫米地さんが言っているように、「好きなことだけやる」という姿勢がますます大事になってくると改めて思った次第。
この日一日で、ドラクエ的にレベルが1つ上がった気がして、気分は良かった。
そういえば、75点満点のテストで71点を獲って、先生からは「この調子でがんばってください」と声かけてもらったわけであるが、よくよく考えれば(別に考えなくても)、そんな後ろめたい気持ち持つ必要、全然、ないじゃん。
テストでいい点とって、結果として、本試験に合格すれば、それでいいわけなんだから、家で、じっくり勉強する。テストだけはしっかり受ける。わからないところがあれば、先生に質問する。たまに、WEBの講義を聴く。それで十分って思ったわけである。
ということで、明日は休む。。。
さて、木曜日は、午後、六本木の森美術館で開催されている『新北斎展』を見てきた。
https://hokusai2019.jp/
これまで何度も葛飾北斎の展覧会、作品を見てきたが、今回は、主に、1人の人のコレクションがベースとなってて、それ以外にちょっと珍しい作品もあったりした。
改めて、バリエーションの豊富さに感嘆した。
何を描くか。いろんなもの描いているわけである。「人」「物」「風景」。タッチもいろいろ精密に描くときもあれば、ざっくりラフに、もしくはデフォルメして、簡略化して、いろんな描き方を挑戦し続けている感じが見てとれた。
それと、若いころから死ぬ間際まで、幅広い年代の作品が順を追って展示されていたのだが、若い頃よりも70歳の「北斎漫画」あたりから、グッと、上手になっていったのが、よくわかったのも良かった。成長してた。
それにしても、こういう作品群を見ていると、西洋の19世紀後半の印象派からピカソあたりまでの絵って、向こうの評論家、キュレーターがゴチャゴチャ言っているけど、実は、そんな、大したものではないんじゃないの?
北斎くらいすごい人、どんだけいるの?
とも思った。
西洋の人も北斎を評価はしているけど、適正に評価しているんだろうか?北斎だけでなく、日本の他の画家、浮世絵師等の評価、低すぎないか?とも思った。
それは、日本人がやるべき仕事なんだとは思う。
北斎とボナールが同じレベルとかで思われていたら、ちょっと、それは、、、って感じよね。将来、私は、そういうところ、突いていきたいなって思っている。
ま、とにかく、行って、見てよかったってすごく思った、いい展覧会だった。
で、今日(金曜日)、ちょっと相続税の勉強して、夜はジムへ行った。
いつもお世話になっている若い男性のインストラクターが3月いっぱいで退職するという話があって、えぇぇっって思ったが、ま、仕方ない。まだ、若いし、まじめだから、何とでもなるとは思うけど、今の仕事はあっていると思うので、続ければいいのになと、私は、個人的にはそう考えているが、本人の好きなように進むべきであることは言うまでもない話。。
今日も、GRITは彼が担当で、大変な運動だった。楽しかったけど。。
さ、寝よ。
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