だいぶ前に芥川賞を取った村田沙耶香の「コンビニ人間」。
1年ほど前に図書館で予約したこの本、ようやく順番が回ってきた。
僕が予約した時点で40人以上の待ち状態で、今現在も20人以上の待ち状態という、なかなかの人気小説。
僕みたいに特に急いで読む必要のない人がたくさんいるようで。
本を借りて初めてのことだが、予約待ちの多い本には、「たくさんの方がお待ちの本ですので、返却日までに必ずご返却ください。」というメッセージの書かれたしおりが本に挟まれてあった。
じゃあ予約待ちのない本だったら返却日を過ぎてもいいんだな、とひねくれたことを考えてしまったが。
人気小説家の東野圭吾の本の予約待ちってどれくらいかなぁと見てみたら、250ほどの待ちの本があった。
6,7年の待ちとは。
待っている間に1人くらいは死んでいるんじゃないか、なんてまた良からぬことを考えたり。
で、「コンビニ人間」。
文庫本で全161ページという短さだから、あっという間に読み終えてしまった。
これより面白い本はいくらでもあるけど、タイトルから漠然とイメージしていた内容とはちょっと違っていて、まぁそこそこだった。
すぐに図書館に返却してあげたいところだが、嫁さんも読むということで、期限いっぱいまで借りることになりそうかな。
ログインしてコメントを確認・投稿する