広島市街地観光初日

いつもお世話になっている障害者割引。
旅行に行くと、これを利用する機会が断然増える。
電車やバスなどの公共機関は僕と介護者1名（嫁さん）が半額になることが多いのだが、広島電鉄は本人半額、介護者無料とのこと。
乗車賃自体が高くないから額としては大きいものではないが、それでもありがたみ倍増だった。

効率の良い巡り方をどうすべきか…。
予め大体の予定は決めていたとは言え、路面電車内でまだまだ思案。
予定として全く考えていなかった「バターケーキ」（お土産用）のお店（閉店時間がすごく早い）に寄るか寄るまいか迷い、電車内だったが小声でお店に電話。
「本日はもう売り切れました。」との返事が。
無駄に寄って時間ロスにならなくて済んだ。

ということで、本川（ほんかわ）駅で下車し、本川小学校平和資料館へ。
今も使われている小学校なのだが、戦争の資料が残っており、展示されているということで行ってきた。
爆心地ならではというか、そんな学校なんて日本中探しまわってもほとんどないのでは。
戦争のこともあるが、珍しさへの興味もあっての訪問だった。

ここからは歩きで、ひろしま美術館→広島城→縮景園へ。
夕方が近づき、段々と外が暗くなってくる。
何とかまだ明るさを感じられるうちに縮景園まで行きたかったから、かなり早足となった。
ひろしま美術館では、世界の有名画家による絵画がたくさん飾られていたにもかかわらず、一通りさーっと見ただけとなった。
（障害者割引で無料なもんだから、軽々しい扱いになってしまう。）
広島城では城内には入らず、公園内を歩くだけにした。
そのおかげもあって、3つの中で一番興味のあった縮景園はゆっくり時間をかけて全体を見ることができた。
少しバタバタになってとは言え、なかなか上手く観光できたのではないかと思う。

全部と言っていいくらい僕のプランで、嫁さんは文句も言わずに僕についてきてくれる。
だから「さて、お次はどこへ行くでしょう？」という質問ができる。
嫁さんにそこを「左」と言ったところが、今回の宿泊先。
気づかれずに宿泊地に到着することができて、何となくニヤリ。

しばらく休憩し（宿泊先のホテルでは常時ラウンジが使用でき、ちょっとしたものを食べたり飲んだりできるのが嬉しい）、晩ご飯、お風呂で初日終了。
2日目に向けて、早めに就寝した。