農作物の値段が上がる？

■ピナトゥボより小規模か＝トンガの海底火山噴火―専門家
(時事通信社 - 01月16日 20:00)
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とか言っても、ピナトゥボの時値段がどう変わったのかを全然覚えてないわ。フィリピンにいて、買い物はみんなメイドがやってたので自分でインフレを感じることがなかったし、ドル建ての給料、ペソでの物価が上がっても為替変動があればドルでは同じ、ということにもなったりするのでフィリピン在住6年半、インフレというのは感じたことがなかった。

当時の日本ではお米が不作で不足してタイ米食べましょう運動だったのよね。フィリピンで食べるお米はカリフォルニア米、たまに外食でフィリピン風に調理された長粒種のガーリックライスとか中華のご飯でもおかずに合うと思ってたアタシには、日本人の「タイ米まずい」が理解できなかったわ。小さい時から「変わったもの食べたい、新しい味試したい」家族と一緒に育ってきたアタシには日本人って案外食に保守的な人が多いの？って人生で初めて実感した時かしらね？今でもツイッターで海外在住の人間の生魚食べたいとかぱたのうちでの卵掛けご飯たべたい、という欲求がよくわからない人なので、今回も「値段が上がれば別のものを食べればいい」ってなるのだと思うわ。

ピナトゥボ噴火で一番覚えてるのは、パプアニューギニアへの出張の帰りで。シドニーやシンガポールに泊まればいいものを一回も行ったことない、という理由でパプアニューギニアからマニラに帰るときに一泊できるオプションのあるグアムに行ったのよね。泊まったホテルが繁華街？から遠く、フィリピン人経営のモーテルみたいなところでご飯食べに行くのもタクシー乗って、ってところで。もちろんタクシー乗ってスパルタカスというあてにならないゲイガイドに載ってたバーに行ってみたら、「これ、ゲイバーじゃないわよね？」という風なアメリカ人退役軍人のジジィがたむろするようなバーで。さんざんざったので、「グアム、2度とこない」と誓って翌朝空港へ行ってみたら、ピナトゥボ火山爆破で（テレビ見ないので知らなかった）マニラ行きの飛行機全部キャンセル。開通の見通し立ってない、って言われてマッツ青 こんなカスみたいな島に一時もいられないわ、と思って香港へ行ってフィリピンに帰れるのを待機する、ってのが可能だと知ってさっそく香港へ。もちろん、香港、ホテルがいっぱいでADBの出張でいつも泊まるホテルには泊まれなかったのでちょっと遠め（でも尖沙咀から東に歩いて15分くらいでたどり着ける）のホテルに泊まって。さっそくお風呂屋さんに行って、色白目、小太り、胸毛あり、のぽっちゃりちゃんとできて、いろいろ話をしようと思ったんだけど英語通じない、これだから香港現地人は〜、なんて思ったら日本人で。その子とホテルに一緒に帰っていたしたわ。あの時の人、アタシと同じ年か数歳違うくらいのはずだったから、今もご健在なら60〜66歳辺り？ゲイ活動してるのかしら？もしもう一回あっても絶対覚えてないし、「あー、あの時の」なんてならないとは思うけど。

その時に覚えてるのはお風呂屋さんのサウナルームでその子と目が合って話始めたとき、おなじみオープニングライン、Do you come here often？って聞いても通じなくって。OftenをFrequentlyに言い換えてみてもダメ。後で剛ちゃんて友達に「何言ってんのよ。Oftenでわからない人がFrequentなんて単語知ってるわけないじゃない」なんてあったりまえのこと言われて笑われたわ。

で、数日香港にいてマニラに帰れるようになって帰ってみたら、アパートの後ろのあるカーポートにおいてある車、車体に火山灰が積もってるのはもちろんだけど、車輪のギアのところにも火山灰が入りまくって、動かない 誰かに頼んで掃除してもらって動くようになったのだったかしらねぇ？もちろんマニラの空もいつも黄土色。黄砂が飛んで来た日本海の街ってこんなのかしら？って感じだった。その後日本に行ってゲイバーに行った時も、「店閉めて出ると、日の出のころだと空が真っ赤で今まで見たことない色だったのよ〜」って話も聞いたわ。

これから数か月はそんな感じなのかしら？