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2021年04月13日12:29

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反対意見ばかりがクローズアップされるが・・・

反対するのはいいが、代替の方法なんてあるのか? 金がかかるだけで無駄ではないか?

「逆浸透膜法」は半導体産業で純水の製造に使われている方法で、水分子以外のものはほとんど濾過してしまいます。ある意味、水処理の最終兵器です。この方法を最終段階で使用して海水から飲料水を精製するプラントもあるぐらいで、数千トン単位の大量の水でもそれなりに安いコストで処理できます。

この方法でほとんどの物質は濾過できますが、水素の同位体として水分子を構成しているトリチウムだけは分離できません。化学的にも同じ性質を持つので、水素原子としてトリチウムを持っている水分子と、原子量は1.00794の一般の水素原子で構成された水分子とを判別して分離することはできません。だからこそトリチウムが問題になっているのです。

トリチウムを分離しようとすれば、水を水素と酸素に分解して、プラズマ化した水素原子を特定の力場に投入して物理的性質の差を利用して原子量で遠心分離するぐらいしか方法がないのです。当然コストも高く、実験室以外では水爆の製造ぐらいにしか使われていません。そもそもこれだけの量を処理することは事実上不可能だ。 

トリチウムを気にしていたら水なんて飲めません。普通の水道水にだって水素原子5000個に1個ぐらいトリチウムが混じっています。コップ1杯の水に10の23乗個オーダーの水素原子が含まれていますが 、そこには10の20乗個オーダーのトリチウムが混じっています。トリチウムが多く混じっている処理水と言っても、通常5000個に1個のトリチウムが1000個に1個とかの高濃度で混じっているにすぎないのです。これを2000個に1個ぐらいに希釈して放出するのに何の問題があるというのだ。そもそも原発稼働中には温排水としてそのぐらいのトリチウムが混じっている排水を既に何年も排出し続けていたのだ。

トリチウムが危険だと騒いでいる人に必要なのは説得ではなく、偏執症に対する精神科のカウンセリングかもしれません。

あと韓国が何やら福島の件で騒いでいるが、あの国は日本のことより自国の原発を先にどうにかすべきではないか? 自国の原発で問題が発生しているのを隠して目をそらすのに日本を利用するな。

■福島第一原発の処理水を海洋放出、政府が方針を正式決定
(朝日新聞デジタル - 04月13日 08:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6481601
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