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2019年12月05日05:45

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大阪弁教室20191205

おおきに(Ookini)

「おおきに」は、英語でいう「サンキュー」、標準語でいう「ありがとう」のこと。これは、大阪弁の万能語なので、体得すると非常に使い勝手の良い言葉です。

会話の最後に「おおきに」をつけておけば、ものごとが円滑にすすむという点では、英語の「サンキュー」とか「プリーズ」に近いかもしれません。

もともとは、おおいに、たいへん、とても、といった分量を表す言葉で、「おおきに、ありがとう」「おおきに、ご苦労さん」と下に言葉がついていたのですが、それがだんだん省略されて、独立使用が一般的になりました。

感謝を表す言葉としては、大阪の飲食店では、勘定をすませたお客さんを見送るときに、日常的に使われます。あるいは、友人に食事をおごってもらったときなど、「おおきに、ごちそうさん」と、軽く謝意を表すのも大阪的な用法ですね。

「おおきに、すんまへん」は、何かしくじってしまって相手に許してもらったときに使う、恐縮の気持ちを表す言葉。また商談などの場で、「おおきに、考えときます」と使われるのは、「結構です」と柔らかく断る意思が多分に含まれています。これを商談成立と勘違いしないように、気をつけましょう。

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