豊見城市の美らSUN(ちゅらさん)ビーチの沖約1Kmにある無人島「岡波(おかは)島」の、南西岸にある化石です
今回のぷくぷく

は、この化石を見ることが目的でした
写真1枚目に写る白いボートから、パチャパチャ

とスノーケリングして渡りました
・・・スクーバダイビング

である必要は、全く無しf(^^;
ずいぶん距離があるように見えますが、5〜10分で泳ぎ着きます
マイイントラさんが「あそこまで泳げる?」と「一応心配」してくれました
何を仰る、今さらそれを聞く?(笑)
島のリーフエッジでクラゲに刺されてチョイ痛を味わいましたが、何一つ問題なく上陸
上陸した所が、化石処
「何処ドコ〜?」と探す必要もありませんでした
化石は、
石灰岩にくっつくような状態で、南西側を向いていました
私は、写真や博物館展示物やそういう施設で販売されているお土産物や、発掘アルバイトで偶然掘り出した物しか化石を見たことがありません
化石は“化石と言う物”として見ていました
島の化石は、囲われて保全されているとか入禁規制中ということもなく、自然体で其処にありました
糸満市&豊見城市教育委員会の「大切にしましょう」看板が1枚立てられていました
こういう状態だと、石のような化石も、“生き物だった”ようにしか見えないのですね
決して“物”には見えませんでした
クジラは、思っていたより小さな個体でしたが、思っていたよりはっきりと残っていました
全長5mくらい?子クジラだったのかな?
背骨と肋骨の一部が綺麗に残っていました
「こっちが頭で、こういうふうに横たわってるんだね〜」などとイントラさんと話しながら、触ってみたりしました
不思議だねぇ
綺麗に残ってるねぇ
太くてしっかりした骨だねぇ
いつかはサンゴ礁に埋まっちゃうのかねぇ
このクジラの親や兄弟の子孫が、今もどこかを泳いでいて、幸せに暮らしているんだねぇ(幸せだと良いねぇ(*^^*)
と、色々な事を考えました
このクジラについて調べましたが、情報は少ないです
100万年前(猿人が原人に進化した頃)のクジラであること、
年間数名が見学に訪れていること、
頭部の一部に切り取られたような痕跡が見られること、
保護保全に関する質疑応答が過去に市議会でなされたこと、
数年前に市職員による現地調査が行われたこと
…その程度です
マイミクさんから、クジラの種類について質問コメントをいただきました
頭のあたりを見ると分かるとの事でした
頭部は写真2枚目奥や写真3枚目手前のような状態です
見る限り“歯”はありませんでした
歯がないクジラはヒゲクジラ類との事なので、これはヒゲクジラの幼体らしいです
風化したとか、残らなかったとか…そういう可能性は無いのかしら?化石の見方について、もう少し詳しくマイミクさんから教わる必要がありますね…
岡波島は、うちなーんちゅからは「うかは島、うかふぁー島」と呼ばれ、古い御嶽(拝所)があります
豊見城市と糸満市の境界にあるため、両市間で所属問題が起こったようです
島のクサトベラ(クサトベラ科)の繁みにはアジサシの巣がありました
ウズラ卵に似たアジサシの卵がありました
下調べでは戦時中の薬莢が大量に落ちているとの事でしたが、それは目につきませんでした
島は海鳥の営巣地として、化石とともに、ずっと変わらずにあって欲しいです
こんばんは
この化石の学術的な価値も、あるんだかないんだかf(^^;というアヤシイ物です
どんなクジラだったかはあまり興味がなく、確かに生きていたという事が、
私には大切な事柄です
こんばんは
私たちの祖先がサル
こんばんは
地上に現れたのは、つい最近…せいぜい数千百年とか数百年とか…もしかしたら数十年とか
そんなものだと思うのです
だから太い背骨しか残っていないようです
こんばんは
深海にはクジラの墓場があるそうで、
今後の数万年のうちに、それらも化石となって隆起するかもしれませんね
私は残らなくても良いけど、数万年後にはホルスタインとして生きていたいです