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2020年06月04日12:16

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エターナル・サンシャイン





『エターナル・サンシャイン』
これまでで一番暖かく感じる。何度か観たこれまでは、どちらかと言えば、のっぺらぼうとか出てくる怖いイメージあるし、それに、なんとなくネガティヴに暗いナイトメアに感じ、リンチに近い感覚の印象であった。冬に観たせいもあるのかな、ラテン系にメランコリーになってる気分のときに観ると、夏だからこそカレーを食すのと同じように、美味みと旨みをマイウーに感じるのかもしれないメルシーボクー。付き合ってたり或いは別れたアラサーの男女だけではなく、結婚うん十年のカップルもchange your heart的に相手への、そして自身への思い遣りをもてる作品なのではないかな、となる。身体の映画ポンヌフと脳内映画のこの作品、でもどっちもどっち身体性と深く結びつくものそれはエモーションとモーションなんだな、と改めて感じられる。記憶の中での彷徨のセンスであっても、実はこの作品に表されるような見方感じ方を、秩序だって見えてるふりしても見ているのが現実なのかな、と感じられてくる。エモーションって混乱があるから沸き立つものなのかもしれない。スターが総出演であっても、けっこう予算が少ないなかでギリギリに忙しく製作されたらしく、それでも彼らが出たくなる作品だったらしい。当時のインタビューでゴンドリーは、カウフマンの脚本に皆が関心あるのだろうからと、幾分かのプレッシャーを言っていたが、冗談だろうけれど、それでも降りない、降りたらスパイクジョーンズに監督の役は必ず回っていくだろうから、と言っていた。





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