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2019年11月23日01:52

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ジャッカス・ザ・ムービー/サウスパーク/無修正映画版


最近の若人の傾向と嗜好を知ろうと思い『ジャッカス・ザ・ムービー』と『サウスパーク/無修正映画版』をレンタル。って、これらって知り合いの若人が生まれる前か2〜3才ぐらいのときの作品なんかいっ、つい最近のかと思っていた。歳を取るとあっという間に時間が過ぎる。お下品になろうとしても基本まじめな僕は2本立て続けて観るとさすがにクラクラとめまいがしてきた。逆に、下品なものに私が志向するのをいましめていた母が横でときどき笑っていたのには驚いた。サウスパークはTVアニメのけっこう好きだったけれど今でも続いているのか、ってことは、クレヨンしんちゃんやまる子ちゃんで育ってきた人と同じようにアメリカンな若人はこれに親しんで育ってきてるのか。どんなハタチ世代になってるんだろう、フツーにアメリカン。シンプソンズで育った世代とサウスパーク世代、考えにかなり違うとこあるのかな。映画版、ナショナリズム屁の河童でアンチのように見せながらも意外と国粋主義してるけど、そうでなくっちゃ、と思わせるぐらいのそれだからこそのアメリカンな映画だった。だからトランプが人気あるんだと揶揄してしまう(でもこの世代はバーニー世代かな?)。でも、ヤンキー精神は排他主義と自己諧謔精神がうまく混ざり合って己を笑い飛ばすぐらいのものがあり、プライド高い明治以降の日本人的なものにはないものがある、とは思わせる。ジャッカスはなんか軟体人間が自身のイチ●ツをディープスロートとしてゲロ吐いて、それを視聴者がゲラゲラと笑うイメージがあったので敬遠していたけれど、観てみるとやはりそうだった。甘酸っぱい青春ものは好きだけれど、嘔吐から生まれる酸っぱさはあまり得意ではない。けど、関心は引っ張られる。面白さ度は日本のドッキリカメラやダウンタウン系の方が完成している感覚あるけれど、ワイルドさにおいてはジャッカスが凄い。出川哲郎が痛めつけられ上から目線でゲラゲラ笑うのとは違う。自ら痛みを受けるのは、アメリカ的なセンス。そこがパイオニアにワイルド。後の吉本系お笑いにもそのフィロソフィー受け継がれているような感じ。

痛みを堪能している。やはりこれらもヒップスター的な作品である。ハーモニーコリンやスパイクジョーンズらスケーター世代なお下品なもの、これもReBELなものだろう、表されている。
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