何故だかしらないが、経済学者も含めて、世の人々は「企業がもうからなければ賃金は上げられない」という思考停止をしているが、なぜだろう?
実体経済でいうと、
Q.企業がもうかるためには?
A.消費の拡大
Q.消費を拡大するためには?
A.実質賃金の増加
Q.企業に金がなかったら?
A.融資をうけろ。
Q.一杯まで借りて火の車なんだが?
A.撤退すれば?
こうだぞ?
逆はないんだよ。
もしかして、
Q.企業がもうかるためには?
A.消費の拡大
Q.消費を拡大するためには?
A.個人で金借りろ
Q.一杯まで借りて火の車なんだが?
A.死ねよ負け組
なのか?
まぁ、いまの政治は「死ねよ負け組」を地で行ってるわけだが、だからデフレから抜け出せないんだぞ?
わかってるのかな?
でだ、そもそも派遣っていう、合法人身売買(労働力売買)になんで疑問を持たんの?
実体経済において、企業の論理を優先したら、デフレにしかならんのよ。
安倍政権は、7年経っても「デフレ脱却」を叫んでるけど、政策が目的に背を向けて達成できるわけがないのよ。
自由貿易、規制緩和(構造改革)、プライマリーバランスの黒字化、緊縮財政、社会保障の縮小、これぜんぶデフレ化政策なんだけど、ご本人はわかってるのかしら?
或いは、支持してる人は理解してるのかしら?
同一労働同一賃金は、また別の側面もある。
同一に労働できない人は、賃金格差を許容しろという話になる。
あるいは、同一賃金を求めるなら同一労働をやれという話だ。
手が無くても持て、足が無くても走れという無茶はさすがに非難の浴びまくるからそこはやらないだろうが、見えないところではそういう事になる。
そういう意味で、私は同一労働同一賃金は反対という立場であり、同一労働同一待遇こそが労働者の求めるべきものだと思うぞ。
同一労働同一賃金、肯定派より否定派の企業が多数 「人件費がさらに上がる」「派遣の苦しい声だけを取り上げている」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5981806
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