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2019年02月13日03:49

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育児には二つの側面がある…?

記事中では以下のように書かれている。

以下引用↓↓


育児にはふたつの側面がある
「育児」というのは、二つの側面があります。

一つは「世話」
もう一つは「教育」

生まれて一年くらいの育児は「世話」一色。
おっぱい飲ませて、おむつ替えて、寝かせて、お風呂入れて……。
それの繰り返しですよね。
自分ではなにもできない赤子を、死なせないようひたすらお世話する。

〜中略〜

赤ちゃんが一歳を過ぎたころから、「教育」が少しずつ始まります。

お茶の飲み方、スプーンの持ち方などから始まって、トイレトレーニング、挨拶、お片付け、テーブルマナー、交通ルール……。

そして、小学生以上になれば勉強がはじまり、そのうちに進路を決め、社会のことを勉強しています。

引用ここまで↑↑


まず、「世話」についてだけれど、本当にこれだけで「世話」ができているとおもう?

これを読んでる貴方が産まれたばかりの赤子だとして、目もろくに見えず、言葉も理解できず、手足もろくに動かせないなかで、布団の上に転がされてると仮定しましょう。

貴方は、何分ジッとしてられますか?
30分?1時間?きっと10分もじっとしてられないでしょう。
自分で身を守る術もなく、逃げる事もできないなかで、不安で不安でたまらなくなるでしょう。
とんでもない恐怖とたたかうことになり、信じられないほどのストレスに晒される事になるでしょう。

赤子は、知識がほぼないので、具体的な恐怖というものはないでしょうが、漠然としたストレスの中で生きてると私は思います。
それを解消するのが、聴き慣れた声と匂い、目が見え始めれば見慣れた顔が安心を与えるのだと考えます。

生まれて間もない時期ならば、この役割を果たせるのは、物理的に、母親しかいませんね。

世話をするだけで子どもは育つのか?
そんな疑問を持った人が、現代では試みることのできない実験をしたという話があります。
一部眉唾ものもありますが、世話をするだけでは子どもは健康に育たないのです。

「赤ちゃんに一切愛情を与えない実験をした結果」
https://gamp.ameblo.jp/k-kisan/entry-12361170850.html

以下引用↓↓

心理学者のルネ・スピッツは、戦争で孤児になった赤ちゃん55人を集め、フリードリヒと同じように、赤ちゃんとスキンシップを一切取らない実験をした。



結果は恐ろしいものだった。


55人中、

27人→2年以内に死亡。

17人→大人になる前に死亡。

11人→大人になっても知的障害や情調障害が残った。

〜中略〜

20世紀のはじめ、欧米の孤児院の子供の死亡率が高かった。
アメリカボルチモアの孤児院では、1年で9割の赤ちゃんが死亡。
栄養状態や病気や怪我の処置を改善しても、孤児院の子供の1/3は死亡していた。
その原因と思われるのが、当時の最新の育児法。
当時は理性的な子供を育てるために、曖昧な人間の「心」を出来るだけ無くしてしまうのがよろしいという考えのもの。
子供を甘やかさないために、

スキンシップを取らない。
泣いても出来るだけ放っておくこと。

を、すすめた。

この最新の育児法を、裕福な孤児院はいち早く取り入れて実践。
貧しい孤児院は取り入れるのが遅く、従来のスキンシップを取る育児法を続けた。
すると、裕福な孤児院より、貧しい孤児院の赤ちゃんの死亡率は、はるかに低かった。

引用ここまで↑↑

ゾッとするでしょう?
世話をするだけでは、子育てとは言わないのです。

つまり、育児の「世話する」の中には、「生かしておく」という事と「愛情を与える」の2つが揃ってなくてはならないということです。

そして、「愛情を与える」には「親としての愛情を与える」という事と「社会としての愛情を与える」が有るだろうと考えます。


※長くなったので「教育」については、また時間をみて追記しようとおもいます。



育児にはふたつの側面がある|マノヒロミ|note https://note.mu/koroperochiro/n/nbcbb2da03a34
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