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2020年08月20日11:08

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幸福ニュース第832号「過去が変わる、未来が変わる」(Eメール内観感想文)

「過去が変わる、未来が変わる」(Eメール内観感想文)

人は誰しも幸せになることを願っています。にもかかわらず、そ
れを妨げるものがあります。それは思考。考え方の癖と言っても
いいかもしれません。考え方を変えれば幸せになれるのに、過去
に起きたつらい出来事に囚われ、不幸せなのがわたしの居場所と
ばかりに、後ろ向きの考えばかりをしていました。その考え方を
根底から変えてくれたのがEメール内観でした。

Eメール内観は、特定の身近な人を対象として決めて、その対象
となる人に「していただいたこと」「してさしあげたこと」「迷惑、
心配をかけたこと」を年齢別に調べていく本来の内観に加え、こ
の三つの調べにより「気づいたこと」をメールでお世話役に送る
というものです。

調べの対象となるのは、原則として最初が母、次いで父、その後
は各々の調べたい人に移ります。わたしが、母、父の後に選んだ
対象者は、祖父と祖父の再婚相手でした。実はこの祖父と祖父の
再婚相手の二人が、わたしの思考に影を落とした人たちだったか
らです。

内観が始まって間もなくの頃です。わたしには、どうしても書け
ないことがあることに気が付きました。誤解を恐れずにここに記
しますが、小さい頃からいくつかの習い事をさせてもらい、学校
は私立、語学留学もさせてもらいました。それを書くことで裕福
な家の生まれ、と思われることが怖かったのです。それがたとえ
Eメール内観のお世話役だとしても。

わたしは、商売を営む家の初孫の長女として生まれました。敷地
内には本宅と工場と倉庫と事務所があり、住む込みの従業員さん
もいて、にぎやかな家でした。しかし祖父が亡くなってから一転
します。父と母が結婚をした後に、祖父が再婚をした相手とその
姪に商売をしている土地を取られてしまったのです。

その土地を買い戻すために、父と母は借金をし、その苦労を目の
当たりにしてきました。そうした過去が裕福さを連想させること
を書くことを拒ませたのです。正直に書けないことをお世話役に
メールで告げると、こんな返信が届きました。

「世界レベルで見ると、あなたは非常に恵まれてきた事実がある
ということです」。「そうかもしれない」と思いました。そして、
「そうなのだ」と気づきました。そこでようやくわたしは、生ま
れた家を正しく見ていないことに気づいたのです。さらに、生ま
れた家を否定しているということにも気づきました。

わたしは祖父の再婚相手に生まれたことを否定にされて育ってき
ました。再婚相手の言いなりに見えた祖父ですが、二人の間での
子どもを成すことを望まなかったため、再婚相手の怒りの矛先が
わたしに向けられていたのです。生きていることを否定され、心
に傷を受けたわたしが、生まれた家を否定している。この気づき
はショックでした。

そこから内観はガラリと変わりました。これまでのように「否定
されていた自分」というフィルターを通して過去を調べるのでは
なく、事実だけを受け止めるようになっていったのです。

過去の見方が変わると、受け止め方にも変化が表れます。これま
で再婚相手と一緒にわたしを疎んじていた、と思っていた祖父で
すが、七五三を祝ってくれたこと。日曜日に商売をしている店先
で一人遊んでいるわたしを見つけ一緒にお墓参りに行こう、と言
ってくれたことなど、愛情をかけてもらったことが思い出されま
した。

わたしを邪険にしたのは、きっと再婚相手である義理の祖母を気
遣っての行動だったのではないか、と思えるようになりました。
祖父は祖父なりに孫であるわたしの成長を喜んでいてくれたので
す。

祖父から愛されたことを実感すると、祖父の人生に思いを馳せる
ようになりました。裸ひとつで商売を起こし、第二次世界大戦を
経験し、商売は軌道に乗ったものの、二人の子どもに先立たれ、
二男四女を遺して妻も病気で亡くします。その時の祖父の心中を
思うと胸が熱くなりました。

これまで財産が目当てのような女性となぜ再婚をしたのだろう、
と思っていましたが、誰が祖父の再婚を咎めることができるのだ
ろうか、と気持ちが180度違っている自分がいました。祖父の再
婚は然るべきことだったのです。

続く祖父の再婚相手では、二男四女がいる商家に嫁いだ心中を想
像してみました。再婚ということで、子どもを生むことは望まれ
ず、しかし同じ敷地内に住む長男夫婦の家には幼子がいる。その
泣き声をどんな気持ちで聞いたのだろうか、と思った時、義理の
祖母がわたしを疎んじた理由がわかった気がしました。

そんな関係であったとはいえ、義理の祖母の晩年、わたしが顔を
出すのを楽しみにしてくれていたこともありました。祖父も義理
の祖母も、みなそうしなければならない理由があったのです。

わたしは、義理の祖母から言われた「あなたさえ生まれていなけ
れば」という言葉に長い間苦しまされてきましたが、Eメール内
観を経て、わたしは「生まれてくるべき人間ではなかった」とい
う否定の感情からも解放されました。それどころか愛された記憶
がよみがえり、なんとも言えない至福に包まれています。

内観によって、辛かった過去が変わりました。過去が変われば、
きっと未来も明るく変わる、と、わたしは今、そう信じています。
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【坂村真民詩集】

「みえるて・どんなん」
太陽が昇っても
電灯がついても
みえるて・どんなん?
いったいわたしたちは何を見
何を見ようとしているのだろう
目の見えない人が
本当のものを見
目の見える者が
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【名 言 集】
「世界はそれ自体の実体を持っていない。心のはからいをなくす
道を得なければならない。外の形に迷いがあるのではなく、内の
心が迷いを生ずるのである」(仏昇とう利天為母説法経)

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“The Way to Happiness by Three Questions”(日本語音声)
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*昼は耐えがたいほどの猛暑です。しかし、夜は虫達がにぎやか
に鳴き始め、早くも秋の先駆けを感じさせています。コロナと熱
中症にご用心下さい。(にこにこ和尚)

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*お悩みがある方はnaikan@rengein.jpへメールされて下さい。
お電話は0968-72-3300へおかけください。

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*皆様のご意見、ご感想、ご投稿を
   蓮華院誕生寺Eメールアドレス:info@rengein.jp
   内観研修所Eメールアドレス :naikan@rengein.jp
 へどうぞお寄せください。お待ちしております。

*「投稿大歓迎!」 皆様の投稿はできるだけ「幸福ニュース」
に掲載しようと思っております。読者と共にこのEメールマガジ
ンを作り上げていきたいと願っておりますので、何卒御協力をよ
ろしくお願い申し上げます。
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