2021年8月29日(日)【和賀岳】
東北遠征の2座目は遠征4日目の29日(日)に和賀岳を登りました。
この日の天気予報は、未踏の百名山の早池峰山が晴れ。一方、二百名山の和賀岳の天気予報は曇りで強風、夕方に晴れ間あり、というものでしたが、一昨日の焼石岳に続いて、未踏の百名山はそっちのけで、長年憧れていた和賀岳を計画通り登ることにしました。
ルートは岩手県側からではなく、長い稜線歩きが楽しめる秋田県側からのルートを選択しました。主稜線に上がるまでそれほどの急登もなく、ブナやミズナラの素敵な落葉樹の森を楽しみながら登ることができました。往路ではガスに包まれて神秘的な森でしたが、復路では陽がさし込んで明るい森となっていました。
主稜線に上がって森林限外を越えると一気に和賀岳を中心とする山並みの展望が広がるはずでしたが、強風とガスで展望はありませんでした。主稜線上にあるどのピークにも長い急登はなく、時々薄くなるガスの切れ間から草原の稜線と深い谷を眺めたりして、のんびり稜線歩き楽しむことができました。ところどころ腰までの深い笹ヤブに登山道が覆われていて足元が見えず、ぬかるみに何度か足を取られました。
和賀岳の山頂も強風とガスで着いた時は何も見えませんでした。その後、時々ガスが取れるようになって、遠くの山は見えませんでしたが、和賀岳山塊の山並みは見ることができとので、その全容を知ることができました。往路の稜線でもなかなか晴れ間は出てくれず、最後の薬師岳のピークからも和賀岳の山並みを残念ながら見ることはできませんでした。
※ヤマレコの山行記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3477337.html
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