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2020年01月20日20:42

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今生以外の所で 出会った?

少し前…年末であったか、年賀状書きの合間に ちょっと不思議な感覚を
味わったことについて、書き留めておこうと思う。

いろんな人との出会いと交流に想いを馳せるのは、過去の年賀状を繰りながら
友人知人の近況を思うこの時季の常のこと。
年に一度、年賀状だけの淡い縁、それでも何十年と続く浅からぬ縁もあれば、
父母亡き今、最も近い血縁でありながら殆ど年賀だけの兄妹や従兄弟、従姉妹…
師弟の縁、先輩後輩の交わり、ほとんど行きずりの人なのに何やら親しく深い交流…
いろんなことがあったなあ〜、いろんな出会いがあったなあ〜、どうしているのかな…

ぼんやり思いめぐらしているうちに、不意にストンと得心したこと。

そうだ、前世だか来世だか、今生ではない別の世界で、別の次元での世界で、 
ずっと濃い強い関係があった(というか、有る)のだと、という確かな認識。

前世も来世も輪廻転生など、フィクションとして楽しむには良いが、
のっけから信じたこともないこの私、今、現世、今生かぎり、と強く確信している身。

それなのに…その時の、「あ、そうか!」という確かな納得。
あの確信は何だったのだろう…

たとえば…何かしら理屈を越えて親しみ,懐かしさを感じた相手が
実は同郷で幼稚園が一緒だった、と知ったとしたら?
いえ、それだけではなくずっと一緒に過ごした幼なじみ…
ものごころつくかどうかの頃に、別れた仲良しだった、と知ったとしたら
感じるような違和感のない納得。

それほど確かな、現実味のある感覚で、
  「そうか〜 別の世で深い深いつながりがあったのか!
   だから、それほど親しくないのに何か特別に気にかかり、
   思い返し思い返し、いつも気がかりで慕わしく親しく思ったのだ」
とでもいうような強い確信。

今生のことなら、そんな過去の幼時のつながりでも他人に理解される。

が、過去世とか未来世というと混乱してしまう。
もちろん 当の私が一番混乱してしまう。

だが、アリアリと感じたことなのです。
前世一緒だった! いえ、前世と思ったわけではない。
過去世なのか未来世なのかはわからないまま、今生ではない異世界での縁(えにし)として。

少し疲れていた私のそれと気づかぬ一瞬の眠りが見せた(夢)だったのか。

ただ、誰かのことを特定して親しい絆を感じたわけではなく、
そうだ、今生の淡い縁のわりに親しく感じるこの人たちとは、別の世で深い
関わりがあったのだ!という理解、理解を越えた確信、悟り。

70歳を越えた今、従来の思考、思想の枠を越えてこのような感覚としての
悟りを体感すると…輪廻転生とか前世・来世という観念を、確かなものとして
思想とするのではないか…

古来、古来稀なる年齢(古稀)に達した頃に、そのような脳の作用があると
極めて宗教的な事象として解釈してしまうのではないだろうか、自他ともに。

幼時に、あるいは思春期に、神の告示(おつげ)を聞く、見るなどの体験を
する(したと思う)精神的な状況が起りやすいように…
老年期に至っての特殊な精神状況であったのか…

普段の私からは、いささか外れた不思議な感覚体験であった。

          今は?

実体験としての確かな感覚は残念ながら薄れているが…
以前のように確信的に別の世を否定し今生限り、と言い切れない思いを抱えている。

それは、リアルな筋立てで見ることの多かった夢の中での出会いや、またね、と
交わした約束にも相通じるものであるような…
そして、最近はこうした不思議に現実感のある夢をあまり見なくなっている。

ある意味、かつて眠りの中で訪れた夢の世界が、目覚めている現実の中に
入り込んで来たのかもしれない。






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