小説「むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。」青柳碧人

内容紹介
日本昔ばなし×本格ミステリふたたび！　

2019年4月に刊行されるやいなや瞬く間にベストセラーとなった『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の続編が誕生。
今回収録されたのは、「かぐや姫」「おむすびころころ」「わらしべ長者」「さるかに合戦」「ぶんぶく茶釜」の5編。


書店に寄ったら、続編が出ているのに気が付き、迷わずレジへGO！からの読了。
前作「むかしむかしあるところに、死体がありました。」よりも、
変化球に富んだ作品だった!
いやぁ、相変わらずこの作者上手いものを書かれるなぁ、と才能に脱帽!

前作よりも練りに練られた大粒のミステリー集で、「おむすびコロコロ」
がまさかのループミステリーとはね!
意表を突かれた話ばかりで、充実した一時を過ごせた!
前作を読んでいなくても、十分に楽しめること請け合いである!
ミステリー愛読者ならば、迷わず読んでおいた方が良い傑作である!


意表　☆☆☆☆☆
インパクト　☆☆☆☆☆
芳醇　☆☆☆☆☆
おすすめ　☆☆☆☆☆