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2021年02月26日07:32

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小説「怪盗不思議紳士」我孫子武丸

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あらすじ
終戦間もない日本。
戦災孤児の草野瑞樹は、ひょんなことから、探偵・九条響太郎の助手を務めることになる。
警察にも頼りにされる九条は、ある日、伝説の怪盗「不思議紳士」絡みの調査を依頼される。
だがその矢先、九条の乗った車が爆発する悲劇が――。
一体誰が、何のために?
悲しみに震える瑞樹は、真実を突き止める決意をする。

瑞樹にとっては、九条は恩人であり、親代わりなんだよなぁ。
そんな九条が車の爆発により命を落とすから、身を切られる思いだっただろう。
悲嘆に暮れる瑞樹の前にある男が現れる。
その男を九条を生きているように見せかける、という点が面白かった。
いつ正体がばれるとも分からないのに、大作は良く引き受けたよなぁ。
策略と智謀が合いまみれ、大変面白く読み進められた。
演劇を見たことがない人でも十分楽しめるので、オススメかな。


おすすめ度 ☆☆☆☆☆
4 0

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