あらすじ
ある出来事がきっかけで、生きる希望を失ってしまった幹太。
朦朧と電車のホームの淵に立つと「死ぬ前に、私と付き合いませんか!」と必死な声が呼び止める。
声の主は、幹太と同じ制服を着た見知らぬ美少女・季帆だった。
その出会いからふたりの不思議な関係が始まって・・・・。
強引な彼女に流されるまま、幹太の生きる希望取り戻す作戦を決行していく。
幹太は真っ直ぐでどこか危うげな彼女に惹かれていくが・・・。
しかし、季帆には強さの裏に隠された、ある悲しい秘密があった――。
幹太の支えは幼馴染みの七海の存在だ。
彼女に彼氏ができたというから、絶望感に苛まされる。
幹太は「俺がいなければ、七海は何もできない」と見下していたから、七海の身になって見れば、たまったものではないだろう。
傲慢もいい所だ。
季帆の真っ直ぐな所が眩しく映った。
こんなに真っ直ぐに人を想えるって、とても素敵なことだと思う。
情熱的だねぇ。
ジンワリと青春気分を存分に味わった。
中々良質な青春ものだった。
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