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2020年04月28日15:28

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小説「Another 下」綾辻行人

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あらすじ
奇妙な「二人だけの孤独と自由」を過ごす中、亘一と鳴、二人の距離は徐々に縮まっていく。
第二図書室の司書・千曳の協力を得つつ、〈現象〉の謎を探り始めるが、核心に迫ることができないままに残酷な”死”の連鎖は続く・・・・。
夏休みに入ったある日、発見される一本の古いカセットテープ。
そこに記録されていた恐ろしき事実とは!?

三年三組のクラスメイトたちは恐怖に慄く!
それも仕方ないよね、だって死んじゃうんだから。
最も死に近いクラスだと言えようか。
理不尽な死に対抗するには、あることをしなければいけないのだ。
その対抗策とは!?
覚悟がなければできない策だと思う。

終盤の死者が明かされるシーンは、驚愕し、泣いてしまった。
あの人物の心境を考えれば、そりゃ泣くよ。

泣けて怖い気分が味わえる傑作。
何度でも再読したいと思わせる傑作。
アニメ版はよくできている。
映画版は未だに見る気せず。
どう見たって、約2時間で纏めるのには、無理があるから。

まだ未読の人がいたら、是非読んでほしい。
綾辻さんの新たなる代表作だから、氏のファンならば楽しめること間違いなし。
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コメント

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