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2020年04月05日14:59

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小説「君がオーロラを見る夜に」いぬじゅん

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あらすじ
静岡に暮らす大学4年生の市橋悠希は、過去に背負った心の傷を抱えたまま大学卒業までの日々をやり過ごしていた。
ある日彼の前に現れた空野碧という少女に「いつか、オーロラを見に行こう」と言われ、二人は日本一寒いと知られる北海道のとある町に旅立つ。
碧に振り回されながらも、少しずつ前を向き始める悠希。
旅の終わりで二人が見つけた小さな奇跡とは――。

停滞から再生をテーマにした作品。
過去からの呪縛を上手く描いているように思える。
いつか悠希は、幸せになれるといいなぁ、と思いながら読んでいた。
再生までが丁寧で、感情移入しやすかった。
やはり、この作者好きだな、と思ったほど。
オススメ。
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