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2020年02月23日16:18

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小説「線香花火のような恋だった」櫻井千姫

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あらすじ
高1の三倉雅時は、人が死ぬ一週間前から“死”の香りを嗅ぐことができる。
大事な人達を失ってきたことで「自分が関わると人は死ぬ」と思い込んでいた。
そんな彼の前に、無邪気なクラスメイト・陽斗美が現れる。
彼女と関わるうちに、心を開いていく雅時。
ある日、陽斗美から死の香りがすることに気づく。
「三倉くんは死神なんかじゃない。私が証明する」と言われるが!?

死の香りを嗅ぎ分けるという設定が大変興味深く、面白い。
その設定がふんだんに活かされていて、主人公の葛藤・悩みがダイレクトに伝わってきて、感情移入がすんなりとできた。
陽斗美は素直な良い娘で、好感を抱かずにいられなかった。
中々良いものを書かれるなぁ、この作者。
やはり、櫻井さんは私にとって特別な作家だ。
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