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2020年01月25日19:14

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小説「その終末に君はいない。」天沢夏月

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あらすじ
高2の夏、親友の和佳とともに交通事故にあった伊織。
病院で目覚めるも、なぜか体は和佳の姿。
事故直前で入れ替わり、伊織は和佳として助かり、和佳になった伊織は死んでいた・・・。
混乱の中で始まった伊織の、“和佳”としての生活。
密かに憧れを抱いていた和佳の体、片想いしていた和佳の恋人の秀を手に入れ、和佳として生きるのも悪くない――そう思い始めた矢先、入れ替わりを見抜いたある人物が現れ、その希望はうち砕かれる・・・・。
ふたりの魂が入れ替わった意味とは?
真実を知った伊織は生きるか否かの選択を迫られ・・・。

自分が死んだという事実に混乱したことだと思う。
別人として生きていくことを決意するも、入れ替わりが見破られるという点が実に興味深い。
その人物も入れ替わりということで、すぐに分かったことだと思う。
混乱する様、決意する様が丁寧に描かれていた。

中々面白く、興味深く読めた。
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