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2019年12月15日16:31

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小説「霊媒探偵・城塚翡翠medium〔メディウム〕」相沢沙呼

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あらすじ
推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。
彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。
しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊媒と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなければならない。
一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。
一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは警察の力のみ。
だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた・・・・。

このミス1位に輝いた作品。
霊媒師と言うのが、捻りがあって、良いと思う。
犯人は分かるけれど、証拠はない。
そこでワトスン役の香月の出番。
香月とのバランスが良いねぇ。
最終章に至っては、すべてがひっくり返された。
やられた感を久しぶりに味わった。
ミステリ界騒然とするのも非常にわかる。
捻りがあって、大変面白く読了できた。
強くオススメの一冊だ。
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コメント

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