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2019年12月03日19:09

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小説「秋山善吉工務店」中山七里

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あらすじ
父・秋山史親を火災で失った雅彦と太一、母・景子。
止むを得ず史親の実家の工務店に身を寄せるが、彼らは昔気質の祖父・善吉が苦手。
それでも新生活を始めた三人は、数々の思いがけない問題に直面する。
しかも、刑事・宮藤は火災事故の真相を探るべく秋山家に接近中。
だが、どんな困難が迫ろうと、善吉が敢然と立ちはだかる!

善吉は昔気質の雷親父である。
よって、雅彦と景子は彼が大の苦手。
善吉の筋をきっちりと通すところは、読んでいて、気持ちが良い。
善吉が活躍すると、胸がスカッとする。
こういう祖父は恨みを買いにくいと思う。
相手が恐れをなすからね。

上手いことヒューマン・ミステリとして成り立っているから、読み応えがあった。
何度再読しても面白い。
オススメ。


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