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2019年10月18日19:10

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小説「人間消失殺人事件」赤川次郎

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あらすじ
高校二年の南尾小百合は、ある日、通学途中にバスを乗り過ごし、終点の小さな町に降り立つ。
しかし、そこで一人の男性に出会った後、行方不明になってしまい――(表題作)。
どこへでも突然現れる、警視庁捜査一課の名物男・大貫警部が、今日も事件の現場に居合わせる。

大貫警部には忖度という言葉は存在しないらしい(苦笑)。
誰彼構わず遠慮のない発現(笑)。

「人間消失殺人事件」・・・温泉地を舞台にした悲喜交々のドラマが印象的。

「有名無実殺人事件」・・・綾子の健気な姿に大貫警部の存在が薄くなる。

「寄生生物殺人事件」・・・タイトルを見て、大貫警部を想像してしまった(笑)。

「上昇志向殺人事件」・・・IT長者と結婚した女性の悲哀を中心に書かれている。
上昇志向は下らないなぁ、と思った。

「高温多湿殺人事件」・・・妻の事を何もわかっていなかったんだなぁ。
結局妻が居なくては何も出来ないという。何だかなぁ。
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