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2019年09月29日15:30

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小説「死にゆく者の祈り」中山七里

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あらすじ
囚人に仏道を説く教誨師の顕真。
拘置所で目に留まった一人の確定死刑囚。
それは、かつて顕真を遭難事故から救った親友だった。
友はなぜ人を殺めたのか。担当刑事とともに遺族に聞き込みをはじめるのだが――。
事件の驚愕の真相とは。友は絞首台の露と消えてしまうのか・・・・。

親友である死刑囚を目にして顕真は穏やかではない。
その心は千々に乱れている。
何とかして彼を救うことは出来ないのか、と奮闘する。

刻一刻と期日が迫る展開に目が離せなかった。
タイムリミットがあると、断然面白くなるね。
勿論、中山さんのことだから、大どんでん返しが用意されている。
まさかの真犯人に声を上げそうになった。

流石中山さん、上手い者を書くなぁ。
中山ファン必読の作品だ。
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