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2019年08月22日18:32

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小説「ぼぎわんが、来る」澤村伊智

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あらすじ
”あれ”が来たら絶対に答えたり、入れたりしてはいかん――。
幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。
それ以降、秀樹の周囲で起こる部下の原因不明の怪我や不気味な電話などの怪異。
一連の事象は亡き祖父が恐れた”ぼぎわん"という化け物の仕業なのか。
愛する家族を守るため、秀樹は比嘉真琴という女性霊能者を頼るが・・・・!?

本作が著者のデビュー作である。
デビュー作ながら、何とも完成度が高い作品だ。
一人の平凡なサラリーマンをどん底の恐怖に陥れる展開に恐れ入る。
正に恐怖だ。
ぼぎわんなる非存在の恐ろしさがよく伝わってきて、中々恐いな、と思った。

ホラー小説大賞受賞も良く分かる。
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