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2018年12月14日15:07

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小説「本と鍵の季節」米澤穂信

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あらすじ
堀川次郎は高校二年の図書委員。
利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門と当番を務めている。
背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないい奴だ。
そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。
亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当てて欲しいというのだが・・・・。

米澤さんの新作は連作である。
詩門のキャラ付けが良い。
顔がよく皮肉屋というところが気に入った。
大抵顔のいいキャラは嫌な奴だと相場が決まっているから。
高校生という設定も気に入った。

爽やかでビターな読後感だった。
緩急がしっかりしていて、読みやすかった。
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