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2018年08月24日21:58

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小説「ぼくは明日昨日のきみとデートする」七月隆文

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あらすじ
京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。
高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。
気配り上手で寂しがりやな彼女には、ぼくが想像も出来なかった大きな秘密が隠されていて――。
「あなたの未来がわかるっていったら、どうする?」

女性慣れしていない僕に共感が集まる。
意を決して声をかけたら、交際にこぎつけるというから、ラッキーだよね。
普通だったら、気持ち悪いって印象を持つのに。
何だかんだあって、展開が進むうちに、「待てよ」という違和感を感じる。
そして、その秘密に胸がぎゅっと押しつぶされそうになった。
なんて哀しい運命なんだ、と。
切な過ぎて、泣きそうになったほどだ。

丁寧に彼女の運命、ぼくの運命が書かれている。
だからこそ、名著だといえようか。
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