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2018年08月23日06:01

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小説「誘拐の免罪符 浜中刑事の奔走」小島正樹

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あらすじ
5歳の女の子が自宅から誘拐された。
犯人の欲求は警察を家に呼べというものだった。
指示に従い被害者宅に訪れた群馬県警刑事の浜中と夏木のもとに第二の欲求が届く。
それは城址公園駐車場の桜の木の近くを掘れというものだった。
犯人の意図は?
浜中たちは無事女の子を救出できるのか。

誘拐と言えば、身代金。
だが犯人は身代金ではなく、警察を呼べという。
「何故?」とぐいぐいと引っ張って行ってくれる。

本作は、浜中がワトスン役として活躍するのだ。
何気ない一言が事件を解決に導く。
流石は浜中、やるねぇ。

犯人の動機も「複雑な心」が生み出したものだ。
理解できなくもない。

読後感が爽やかで、騙しの手口が洗練されていた。
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