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2018年03月30日15:39

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小説「凶犬の眼」柚月裕子

あらすじ

所轄所から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏やかな毎日に虚しさを感じていた。
そんな中、懇意のヤクザから建設会社の社長だと紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。
彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。
日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間が欲しい」と直訴した。
勇気あふれる国光と接するにつれて、日岡の中に思いもよらない考えが浮かんでいく・・・・。

「孤狼の血」シリーズ最新刊。

日岡は何と悪い警察官の見本なのか。
ヤクザを取り締まるべきなのに、懇意にするとか悪すぎる。

警察VSヤクザの意地と誇りを賭けた戦いが読みどころ。
白熱したと言うべきだろう。
流石は名手。
確りと読ませてくれる。

大変面白く、夢中になれた。
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