あらすじ
「死者が蘇るなんてあると思いますか?」
聖信光学院の屋上から元生徒会長・美嘉見麻莉が突き落とされた。
転落後、衆人環視の中姿を消した彼女は三日後の夜、複数の人物に目撃される。
学院に伝わる聖女伝説どおりに麻莉が復活したと信じる生徒たち。
相談を受けた人気ミステリ作家・庫院薫子は、助手の涼川晴人を現地に送る。
本作のキーワードは記憶。
記憶が作る物語を鮮やかに解いている。
中々確りとしたミステリだった。
読ませるところが良い。
土台が確りしているので、読みやすかった。
結構面白いので、お薦め。
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