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2018年02月22日07:38

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小説「緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ」麻見和史

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あらすじ
顔面を殴打された遺体が見つかった。
所轄巡査部長の鳴海理沙は、この文字を追う特命班として捜査に加わることに。
被害者はIT企業社長と知り、文字がプログラムの「バグ」を表すと推理した理沙。
だが赤文字が残された事件が再び発生、遺留品としてシステム不具合の内部資料が発見された。
事件の解明に近付いたと思った矢先、第三の事件が起こり――。

「捜査一課文書解読班」が出来る前の話。
今回はIT関連の仕事が如何にブラックであるかに触れている。
思った通りで、相当修羅場をくぐらなければ出来ない仕事である。
大変だな、と心底思った。

それにしても、理沙の文字フェチは筋金入りだ。
それゆえ、漢字の意味とか成り立ちといったことに詳しい。
これがシリーズの魅力であり、特徴である。
面白く読み進めることができるので、お薦めしておく。
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