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2016年03月31日17:16

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小説「桜の花が散る前に」伊岡瞬

フォト

あらすじ
カメラマンの乾耕太郎は、幼馴染の美人占い師・深沢桜子に淡い恋心を抱いている。しかし、その父・七ノ瀬天山を死に追いやったという自責の念から、本心を明かせずにいるのだった。

恋愛だけでなく、ミステリとして読ませてくれます。
桜子の力になりたいと願う耕太郎は、周囲で起こる様々な事件に自ら首を突っ込みます。
天山が死んだのは、自分のせいだと言う負い目から、中々本心を明かせません。
ですが、遂に本心を明かす時が来ます。
終章で人の弱さと包み隠すことなく語られます。
それがより感慨深かったです。
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