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2016年03月30日20:30

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小説「らせん」鈴木光司

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あらすじ
幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山竜司の解剖を担当した。冠動脈から正体不明の肉腫が発見され、遺体からはみ出た新聞紙に書かれた数字は、ある言葉を暗示していた。
・・・「リング」とは?
死因を追う安藤が、遂に到達する真理。それは人類進化の扉か、破滅への階段なのか。

本著は「リング」の続編としては型破りな構成です。
「リング」がスーパーナチュラルでしたが、この「螺旋」は科学的な検証が随所に散りばめられている。
暗号の解き方や、「リングウィルス」がそうです。
山村貞子が生まれたおかげで、安藤は人類への裏切りをします。
貞子の邪魔をしない代わりに、その対価として、亡くなった息子を生き返らせることを条件に。
自分がもし、安藤の立場だったら、安藤と同じことをしたでしょう。
そして竜司も生き返ります。
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