小説「カラスの親指」道尾秀介

あらすじ
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組み。
ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。
やがて同居人は増え、5人と1匹に。
「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼等を離さない。
各々の人生をかけ、彼らが企てた大計画とは?

いやはや、この作品は正に「やられた感」満載でした
正に鮮やかな道尾マジック。
騙されていたことにさえ気付きませんでした。
まさか、二転三転した後に驚愕の真相が分かるとは思っていませんでした。
お見事としか言いようがありません
優れた名作でした