ストーリー
1999年、ロシアが侵攻するチェチェン。9歳の少年ハジは両親を殺されたショックで声を失い、姉弟とも生き別れて放浪していた。EU職員キャロルはそんなハジを保護する。キャロルは自分の無力さに絶望していたが、せめて目の前の小さな命は守りたいと願う。
出演ベレニョス・ベジョ、アネット・ベニング、マキシム・エメリヤノフほか
監督ミシェル・アザナウィシウス
戦争により声を失ったハジ。
彼は心さえも閉ざしてしまいますが、キャロルと出会うことで、人間らしさを徐々に取り戻してゆきます。
絶望の中に仄かな光が灯った瞬間です。
人と関わることで、矢張り人は人間らしさを保っていられるんだな、と思いました。
心に訴えかけるものがあるので、非常にお薦めです
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