mixiユーザー(id:25239329)

2019年10月23日11:42

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珍しく優れた記事

これは複数の問題があぶり出された優れた記事です。
同時に、多くのつぶやきが的を外している点からも有益な記事だとわかります。

幼保の政策は自治体が独自に設定していましたのでバラツキがありました。
第2子以降を半額や無料にする自治体もあれば、給食費なども完全無料とした自治体もあるでしょう。
優遇政策はその地域の人が自分たちの税金で自分たちで議員を選んでやってます。
国に合わせたことで損をした家庭が「これまでが優遇されている」等非難されるというのは僻み以外の何物でもないですね。
もちろん子だくさんが悪のような批判も、弁当ぐらい自分で作れといった批判も論外です。
これは努力をした人(自治体と住民)が損をしたという話です。

「優遇部分は引き続き自治体がやるべき」との意見もありますが、少し違います。
国は消費税を全国一律に上げて政策を行っている以上、一般的な自治体は財源を別の所に使うことを考えます。

また、幼保無償化の手続きは国に代わって自治体が行います。
国基準を導入しながら自治体基準の優遇を盛り込むのは至難の業です。
国は方針を決定してお金を出すまではやりますが、それ以降は自治体に振るわけです。
国の見切り発車と言うのが冷静な分析であり、自治体の責任にするのは酷でしょう。
そもそも、国は自治体の状況を全て把握していたかどうかすら疑問ですから。

色々言いましたが一言でまとめますと、
この手の落とし穴を回避できない国の政策能力の低下が一番の問題です。
国会でも十分に議論されているのか問われなければなりません。

■幼保無償化なのに「12万円負担増」 制度の落とし穴
(朝日新聞デジタル - 10月23日 10:18)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5835942
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