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2020年09月03日08:13

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アベノミクスの正しさと、それ以前の民主党政権の間違った経済政策

■アベノミクス、継続か修正か 次期首相3候補の経済政策
(朝日新聞デジタル - 09月03日 07:08)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6217766


アベノミクスは経済政策として正しいのか、それとも間違った政策なのか、どうなのか?

答えを言ってしまえば、
アベノミクスは間違っていない、経済政策的には確かに正しい。 その事はお隣の国・韓国の経済を見れば良く分かる。

アベノミクスが始まると同時にあれだけ好調だったお隣の韓国経済は急速落下、日本経済と完全に入れ替わりになった。これは日本と韓国が輸出で競合している部分が多い事で起こる当たり前の現象である。

日本輸出が好調なら韓国が不調になり、反対に韓国輸出が好調なら日本は不調になる。安倍政権以前の民主党政権が円高誘導政策を取ったため韓国は何もせずとも輸出が好調になり日本の輸出業は半身不随になる程痛めつけられた。アベノミクスはその間違った民主党政権の経済政策を正す反対政策であった。

当時の韓国朴政権が韓国経済界(自国経済保護)の為にアベノミクスを潰そうと奔走した事を考えると日本の経済政策が間違っていない事が分かる。

アベノミクス以前の民主党政権下での円高誘導政策、それに日銀の白川総裁も完全に乗っかった事でのデフレ不況は酷かった。それが日銀の総裁が黒田氏に代わった事でアベノミクスと一体になった円安誘導政策。
安倍氏の政策と黒田総裁の黒田バズーカは確かに正しい。しかし、世界情勢・特にヨーロッパの欧州危機と中国の不安定な経済リスクのせいなどで日本国民が実感できるほどの成果を得られていないのも事実。

『アベノミクスは失敗した』と言う訳ではなく、『アベノミクスのおかげで踏ん張れている』と言う表現が正しい。

これから中国経済が失速していく。失速の底が来た時、中国経済は過去日本が陥った「失われた20年」と言われる規模の不況に見舞われる可能性が高い。その時、中国発の世界恐慌が待っている。世界経済はリーマンクラスかそれ以上の不況に陥る。日本も程度の大小はあるが、必ず巻き込まれる、当たり前、世界経済は今や完全にグローバル化してしまって大国の不況は世界に及ぶ。

その時アベノミクスを止めていたら、日本は又「失われた20年」を味わう事になる。その痛みを少しだがやわらげるクッションになるのがアベノミクスになる。

戦後の日本経済の歩みの要因について、世間に出回っている誤解は多い。

たとえば、
(1)高度成長は通産省(当時)の指導のおかげ
(2)1ドル=360円時代は為替に介入していない
(3)狂乱物価の原因は石油ショックだった
(4)プラザ合意以降、米国の圧力で政府が円高誘導するようになった
(5)バブル期はものすごいインフレ状態だった
上記の様な通説を信じている人は多い。

なかでも、(5)について「バブル期はどんどん物価が上がった。すごいインフレ状態だった」というイメージを持っている人も多い。たしかに、バブル世代の人々が、なぜか自慢げに語る当時の武勇伝(「こんなに金を使えた」「接待に次ぐ接待で大変だった」「予算は青天井」などなど)を聞くと、その話は、あたかも真実であるかのように響く。

しかし、バブル期とされる1987〜90年の一般物価の上昇率は、実は0・1〜3・1%。ごく健全な物価上昇率であって、「ものすごいインフレ状態」とは、とてもいえない。

バブル期に異様に高騰していたのは、株式と土地などの資産価格だけだった。「一般物価」と「資産価格」を切り離して考える必要があり、バブル期の実態は「資産価格のバブル」だったのだ。

ところが、当時の日銀はバブルの状況分析と原因分析を正しくできず、政策金利(当時は公定歩合)を引き上げて金融引き締めをした。資産バブルを生んだ原因は、金融面ではなく、法の不備を突いた「営業特金(売買を証券会社に一任勘定する仕組み)」や「土地転がし」などによる資産売買の回転率の高さだったのだが、日銀は原因分析を間違えて、利上げという策を実施した

資産売買の回転率の高さによって起こった「資産バブル」に対しては、利上げは効果を持たず、日銀の利上げは資産バブルの対策としては役に立たなかった。

一方で、このトンチンカンな利上げによって叩きつぶされたのが、健全な一般物価だった。
以降、日本は深刻なデフレが進み、「失われた20年」を経験することになったわけ。

この件に関しては、日銀だけを責めるわけにはいかない。マスコミは公定歩合を引き上げた当時の三重野康日銀総裁のことを、バブルを退治した「平成の鬼平」と呼んで、さかんに持ち上げた。マスコミも含めて多くの人が「バブルだから物価が上がっている。だから日銀が金融を引き締めたのは正しいことだ」という思い込みを持っていた。

しかも、この間違った認識はその後もずっと修正されることはなく、日銀は現状維持の金融引き締めを続けて長期のデフレを生んでしまった。つまり、長期不況のつまずきの始まりは、バブルについての認識の間違いといえる。間違えた経済常識は、悲劇的な結果をもたらす。

アベノミクスを批判している人は、
「景気は良くなっていない、俺はアベノミクスの恩恵は受けていない」
「ほんとに景気なんか良くなっているのか?」
「アベノミクスをやっていても俺たちの暮らしは全然らくにならないぞ」
っと感じている人が殆んどだと思う。

確かにアベノミクスには国民が感じられる程の好景気をもたらすパワーは無い。しかし、確実に『日本の景気を踏ん張らせてくれている』のも事実。

今、野党議員は、過去を勉強せずに、もう一度「失われた20年」に突入する方向へ引っ張ろうとしている。野党でもまがりなりにも議員のはず、国会議員ならもっと勉強して≪国民の生命と財産を守る政治≫をして貰いたい。

最後にもう一度書くが、野党議員が言っている様な間違った経済常識は、その後何十年も続く悲劇的な結果をもたらす。
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