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2020年04月14日08:53

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【中コロ対策と自衛隊】クルーズ船 自衛隊の活躍を国民は知らない

■米原子力空母で初の死者 感染者は585人に
(朝日新聞デジタル - 04月14日 06:27)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6045861



ダイヤモンドプリンセス号対応で自衛官たちが活躍した事を国民は殆ど知らない、なぜかメディアは報道しない。

中国・武漢で感染拡大した新型コロナウイルスの恐怖を、日本人が初めて認識したのは、2月上旬に横浜港に着岸した英国船籍のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での集団感染だったのではないか。1月から中国の混乱は話題となっていたが、このころはまだ対岸の火事だった。

4000人近くの乗員・乗客を乗せた巨大クルーズ船での集団感染に対し、2月6日に自衛隊が投入された。検疫や消毒業務支援に自衛隊病院から医官、看護官が派遣され、衛生科隊員などが搬送支援任務にあたった。

外国人も多数乗船しており、さまざまなスキルが要求される複雑な任務だった。一般的な生活支援だけでなく、薬の調剤が必要な人もいた。乗客の健康チェックや、船内の消毒支援も欠かせない。検査で陽性と判明した患者を感染症指定医療機関まで移送する任務も自衛隊が行った。

そもそもの発端は、1月末に横浜から乗船した男性客1人が下船後の香港で新型コロナウイルスに陽性と確認されたことだ。その後、船内で陽性患者が複数発見され、感染者がまだ多数存在するとの判断から、全数PCR検査が行われた。最終的に712人が陽性だった。

隔離された空間で、1人からどのように感染が広がったのか。症状別のデータが、全世界の研究者に提供された。新型コロナウイルスの場合、無症状や軽症の感染者が存在するため総数把握が困難であり、感染拡大の仕組みを見極めることが難しい。このデータは、その感染拡大の様子を実証する信頼できるものと世界が注目した。

当然のことながら、自衛隊の主たる任務は国を守ることであり、感染症防護に対して専門知識を持っている隊員は僅かだ。いくら自衛官が普段から体を鍛えていても、ウイルスへの抵抗力や免疫とは無関係といえる。

感染症対処では、スタッフが感染しないことが重要。ひとたび感染すればスタッフが次の感染源となる。感染症専門医の指摘もあり、自衛隊は最高レベルの防護具(=タイベック防護服とマスク、アイシールドの上にフェイスガード)を装着させて対処に当たった。

防護服での作業は、体も動かしにくく不自由なものだ。着脱に失敗すればウイルスに曝露する。「見えないウイルス」の存在を常に感じ、恐怖と戦いながら、延べ約4900人が投入されながら、1人の感染者も出さずに自衛隊はこの困難な任務を完遂した。

こうして自衛隊が体を張って丹念に調査した結果が、全世界の研究を進めていることを、ぜひ知っておいてほしい。


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