<<東京の緊急事態解除の予測>
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新コロナウイルスの緊急事態解除の条件が、1週間の新規感染確認者数が人口10万人中あたり0.5人と言われています。
これは東京では1週間で70人、1日平均で10人に相当します。
東京の緊急事態解除の可否は明日21日に判定されるようですが、解除は難しいのではないかと言われています。
そこで東京の新規感染確認者数を、本日(20日)と明日(21日)共に15名という現実的かつ厳しめ(多め)に仮定してシミュレーションしてみました。
[東京の各日の感染確認者数とその移動平均]
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日付---感染確認者数---移動平均(7日間)
5/13--------10----------25
5/14--------30----------26
5/15---------7----------21
5/16--------14----------18
5/17---------5----------16
5/18--------10----------15
5/19---------5----------12
5/20--------15----------12 (仮定)
5/21--------15----------10 (仮定)
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[分析結果]
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上記のように5/21時点の移動平均には、5/14の30人という大きな感染確認者数が消えますから、その数値が大きく減少するのは当然です。
結果としては下記の通り、21日にはむしろ緊急事態解除の条件を満たす可能性が高いように思われます。
そして東京が緊急事態解除の条件を満たされれば、神奈川の未達分は千葉、埼玉と相殺されて、関東4都県でも条件を満たされるように思われます。
[実際の緊急事態解除の予測]
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しかし実際には、21日の緊急事態解除の可否の判定に21日の実績値が反映されず(間に合わず)、20日の実績値で判定される可能性の方が高いような気がします。
そして結果的には、21日に緊急事態を解除できたはずなのに、実際は解除できないで5月末まで10日間持ち越し、都民・県民に不合理で大きな負担をかけるという事態が起きるほうが現実的なような気もしています。
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