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2022年06月25日18:35

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いきる


こころの中に
千家のひとが はいりこんで

このあいだ
山手の とある書店で購入した
とある北村について 問い掛ける

判っている、
イレモノ50歳
童顔だって
美少女ではナイことぐらい


字を書くために 眼鏡をかけ
字を書くために 眼鏡をおき

字を読むために 眼鏡をおき
じをよむために めがねをかけて

こころの中
千家のひとが かたりかける

あのことの葉は
あれは 踏み絵で

あのことの葉は
あのワクが


判っているよ、
棄てたほうが いきられる

いきられるケド、

わたしの名前を かたる わたし
わたしの筆跡を かたる わたし

でも そこに

馬鹿を持病と あきらめてはみても
オサカナは 言う
「どうせ泳ぐなら
もっと おおきな 海に出ようゼ」

オサカナ、オサカナ、
きみは みずうみ
海に行ったら いきられない


オサカナ、オサカナ、
いきられないよ、
「あのハリツケに
あのカエシ
いつかは かならず
死ぬんだよ」


じゅうが無くても
じゆうが無くても


オサカナは、哭く、
わたしも啼く、


こころが
そしてたましいが


なにかの いのちを
のこそうとして


なにかの いのちを
朝(あした)に かえて









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