1日日曜日は、二上山博物館を出た後、1130時頃に近くの「めし処サガミ香芝店」でランチを食べました。
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注文したのは「梅おろしとんかつ定食1491円也」です。柔らかい肉で美味しかったです。
続いて、武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)を祭る鹿島神社〔村社〕を訪れました。
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承安元(1172)年に源義朝の家臣であった鎌田小次郎政光が常陸国の鹿島本宮を勧請(カンジョウ)して創建したとされる神社で、伝承ではその時村人は塩餅(シオモチ)や押し飯(オシメシ)を作り、大喜びでお祭りしたとされています。「香芝」の市名は「鹿島」が訛った物です。
当社には、創建当時から結鎮座(ケッチンザ)と呼ばれる氏子の集団(宮座)があり、約800年間に亙る独特の伝統を持って今も生き続けています。鎌倉時代の初期から記録が残されており、民間の宮座記録としてはこの鹿島神社結鎮座文書〔奈良県指定文化財〕が最も古く、現在は奈良国立博物館で保管されています。
毎年1月26日に行われる鹿島神社結鎮座の渡御(トギョ)行事〔香芝市指定無形民俗文化財〕は、上十人衆が輪番する頭屋宅に、鹿島神社の御神霊を奉迎する渡御行事が中心で
、鎌倉時代の記録に残る行事に比べると規模が縮小されていますが、入衆から上十人衆までの年齢階梯制である事、御神霊を頭屋宅に奉迎する事、神饌(シンセン)に古様式が残る事、神主役の一老が読み上げる祭文の存在等、中世宮座行事の伝統が留められています。
拝殿です。
絵馬殿です
境内周辺では色々な植物が見られました。
姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ;Persicaria capitata)です。
家菊(イエギク;Chrysanthemum × morifolium)です。
朧月(オボロヅキ;Graptopetalum paraguayense)です。
JR香芝駅近くの鹿島神社飛び地境内の児童公園にエノキの巨樹〔香芝市指定天然記念物〕があります。
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胸高直径106.0cm・幹周334.0cm・樹高約25mで、平成22(2010)年に建てられた解説版には「四方に枝を張り、樹勢はきわめて旺盛」と書かれていますが、明らかに枯死してる雰囲気でした…。
《続く》
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