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2019年12月09日00:10

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通勤路の花々シリーズ303　カラミンサ

　被子植物門双子葉植物綱シソ目シソ科　Calamintha nepetoides

　カラミンサ属は、ヨーロッパ・アジア・アフリカに６～７種が分布する多年草ですが、日本で主に流通しているのはネペタ種です。
　ネペタ種は、ヨーロッパと地中海沿岸地域が原産地で、古代イタリアのエトルリア人都市国家ネペタ(現イタリア共和国ラツィオ州ネーピ)に由来しています。
　花期は一般的に６月～11月で、茎の上部の葉の付け根から短い花柄を伸ばし、筒状の花の先が上下に分かれて唇の様な形になった唇形花を多数咲かせます。花色は白・紫・ピンク等があります。
　葉は卵形で縁に鋸歯があり、対生します。ミントに似た葉には爽やかな芳香があり、ハーブティーや料理のアクセントとして利用する事が出来ます。
　株は良く分枝してこんもりと茂り、花を咲かせながら草丈15～50㎝程度に成長します。
　耐寒性・耐暑性があり、病害虫の発生も殆ど無いので繁殖力が強いです。