1990年代半ば、本来は大学1、2年生ばかりのキャンパス、つまり現役生であれば、18〜19歳が多数を占めるところでも、タバコの自販機が学生用に設置されていたし、大学1年生のクラスで担任教員も一緒になってお酒を飲む機会もあった。ほどなくタバコの自販機が撤去されたのは、それまで何となく黙認されてきた18歳からの喫煙という方針が転換されたことを意味していたのかもしれない。
そして当時の学園祭は、各県人会が地元の日本酒を振る舞うコーナーを設けてあった。これも当初は無条件で飲めたのだけれど、ある年から年齢を確認できる身分証の提示がなければ購入できなくなり、そして数年前には廃止された。
きっかけは、飲酒のトラブルということのようだけれど、遠からずなくなるだろうという感じではあった。特に、学生が飲酒の強要などで命を落としたりするニュースも聞かれるようになっていたので、やむを得ないともいえる。
私はほとんどお酒を飲まないけれど、この学園祭でいただいた日本酒は、とても飲みやすくて、それ以降、その銘柄を探して人に贈るなどして、喜ばれもした。そうしたきっかけを与えてくれたこともあるので、個人的には少し寂しい。
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大学の学園祭、広がる禁酒化
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5867462
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