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2019年05月21日20:24

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大雨、列島を横断

 南北を帯状に結んだような寒冷前線が、昨日から今日にかけて日本列島を横断した。九州から中国、四国、そして近畿、東海、北海道、東北、関東と強い雨を降らせた。四国の雨は昨夜がピークで、今朝には収まっていた。関東では朝から昼過ぎにかけて大雨となった。神奈川でも警報が出ていたようで、藤沢などで小学校が休校。しかしこの基準は自治体ごとに異なるようで、横浜では普通に登校となったらしい。

 郷里の雨は、それほど強かったわけではなかった。けれども、ダム付近の山岳地帯では大雨となった。先日も触れたように、四国地方はダムの水が半分以下にまで落ち込んでおり、取水制限も始まっている。まさに恵みの雨といったところなのだけれど、さすがにダムを満たすほどではなく、貯水率は48%から、現在のところ59%にまで回復した。ダム付近の川からしばらく流入すると思われるので、六割少しは期待できるだろう。これで水不足解消というわけではなく、今後もコンスタントに降らないと夏には干上がりそうなのだけれど、とりあえずひと息ついたといったところだ。

 雨上がりの空は、太陽の光もいつもよりまぶしく感じた。ちょうど一か月で夏至である。紫外線も、梅雨明け頃と同じくらい強いわけだ。暦も、立夏から小満へ。『暦便覧』に曰く、「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」。
 小麦もそろそろ刈り入れが近づく頃だ。郷里も、連休あたりから田植えがはじまっているけれど、小麦との二毛作をしているところは、これから一か月くらいが収穫の時期になる。水田の青さも初夏から梅雨にふさわしい風景だけれど、一面が文字通り小麦色に染まるのもまた壮観だ。
 それこそ、田植えには水が大量に必要なので、また貯水率が半分を切る前にまとまった雨が降ってほしいところ。
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