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2019年05月19日20:48

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水不足

 先週末あたりから、風が強く吹きはじめていて、空気も入れ替わりつつある。それまでの爽やかさがなくなってきて、湿気を伴ってきている。空を見ても、雲が広がりやすくなってきている。明日の予報では、まとまった雨になりそうだ。もっともそのまま梅雨に入るわけではなさそうで、明後日からはまた晴れの日がしばらく続くらしい。

 しかし、今年は冬から春先にかけての雨量が極端に少なかったようで、四国の水がめ早明浦(さめうら)ダムでは貯水率が五割を切ってしまった。平年なら九割あって、それでも渇水になることがあるのだから、先行きが心配である。すでに四月末に第一次取水制限が行われている。四月に取水制限となるのは二十年ぶり。これから田植えなど、農業用水の需要がますます増える時期であり、梅雨前だからといって油断できない。なぜなら、四国地方は梅雨よりも秋の方が雨量が多い傾向があるからだ。雨も台風頼みというところがある。

 現在、東瀬戸内海の島々で、瀬戸内芸術祭が行われている。現在は四月末から五月末にかけての春期で、残すところ一週間となった。連休はもちろん、土日ともなると、各島々を結ぶフェリーからびっくりするくらい人が乗り降りしている。外国人観光客の姿も、前回以上に増えている。
 スケジュール的には、梅雨の時期を挟んで、七月下旬の夏休みから、夏期がはじまる。このときまでに雨が降らなくて大渇水なんてことになったら、目も当てられない。実際、四半世紀ほど前には早明浦ダムの貯水率がゼロになり、各地で断水となった。

 第二次取水制限は、早明浦ダムの貯水率が45%未満になった段階で行われるようだ。明日の雨次第ということになりそうだけれど、よほど大雨にならない限り、これも時間の問題という気がする。
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