若者の風潮は諸先輩が作ったものである

たけし「失礼な若手がいっぱい」最近の芸人に嘆き
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=3982862

１９８５年プラザ合意以降、日本型資本主義というものが徐々に壊されてきた。

どんな一流大学を卒業して、一流会社に就職しても40代超えると取引会社へ出向という名の解雇。

そういう会社の欺瞞を見抜いたできる奴は自分から起業を目指す。

結果、大企業には優秀な人材は残らず、要らない人材だけが残る。

日本的経営資本主義を知っている人達なら、アメリカ病といってバカにしていた症状である。

今の自民党政権はアメリカ1パーセント支配層の命令でそのバカの後追いをさせられているのである。
社会全体がこの体たらくなのだから、先輩を立てろって言っても社会の規範自体が崩れているのだから通用しなくなっている。

例えば、年功序列人事で逃げ切れた年寄りが、蟹工船ブラック企業にお勤めの若者に説教を垂れても心に響かない。

たけしの嘆きはまず自分たちの社会を立て直してからである。たけしなら安倍打倒の破壊力が十分あるから、現状を正したいなら参院選で応援演説でもしたらいい。