2月26日　「永遠の０」見る

この日は、適当に邦画でも見ようと思いまして。
日本ｱｶﾃﾞﾐｰ賞の会員ながら、あまり投票をしないので、何の映画が最優秀作品を取っているのか、良く分からなかったのですが。
ﾈｯﾄで見てたら当時、大ﾋｯﾄして、作品賞まで取ったのに、見てなかったのを知りまして。
原作が右翼の作家として有名なので、映画も見終わったら国の為に戦争したくなるような、好きな女性を殺された主人公が戦闘ﾊﾟｲﾛｯﾄとしてｱﾒﾘｶ軍を倒しまくって、日章旗を振り回して、仲間を救って活躍とかの映画だと思ったのですが。
意外にも死にたくない、命を大切にしたい特攻隊員が主人公の映画で、あまり好戦的な映画ではなかったです。
ｾﾝﾁﾒﾝﾀﾙと批判されてましたが、泣かせる映画で良いと思います。
CGも素晴らしかったですが。
芝居がありきたりで、冒頭から水兵がﾊﾟｲﾛｯﾄの着艦の失敗を見て大笑いしてましたが、大笑いの芝居が下手なのと。第一、戦争時代の日本兵は官僚的なので、下士官が上官の失敗を笑うとは思えないですが。
映画監督の作家性とかは感じませんので、批評家受けはしないと思いますが。
映画は悪くなかったです。
映画のｺｱなﾌｧﾝでない一般の映画観客には良い映画ではないかと思いました。