7月2日　「よこがお」見る

たまには、邦画でも見ようと、まとめてDVDを借りたうちの一本です。
深田晃司監督は、私がﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰした「さとるだよ」の試写に来てもらっていて、鋭い突っ込みを入れられた記憶があります。
まさか、その後、世界的な映画監督になると思いませんでしたが。
でも自主映画出身なので、時々、ﾐﾆｼｱﾀｰでﾄｰｸしているのに出会ったりします。
映画を見て、一つだけ、人間描写に突っ込みを入れます。
一般人なら、自分の身近な人が事件に巻き込まれて、それがﾃﾚﾋﾞで放送されているのに、出掛けるからと無関心にﾃﾚﾋﾞを消したりはしないと思います。
被害者の家でもﾃﾚﾋﾞで放送されているのに、無視してます。
ﾃﾚﾋﾞで知合いが出てたら、一般人はあんな風に無視は出来ないと思います。
あとﾃﾚﾋﾞ番組とかは、映画の物語の中ではﾃﾞｨﾃｰﾙになると思いますが、そここそﾘｱﾘﾃｨｰが感じられる部分だと思います。
他の映画でもそうですが、前後にﾜｲﾄﾞｼｮｰの番組なのか、ｷｬｽﾀｰなのか、ﾃﾚﾌｫﾝｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞなのか、CMでも良いので。ﾌｭｰﾁｬｰしたいﾆｭｰｽ映像だけでなく、前後の番組映像を入れた方がﾘｱﾙだと思いました。
なんて何となく、色々と注文を付けたくなる映画でしたが。
でも終わってからの感動は、なかなか良く出来ていたと思います。
そんな派手な映画では無いのですが、良く出来た邦画を見たい方にはお勧めだと思いました。